「アヒルと鴨」にやられました。 |
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2008-04-01 Tue 22:10
先日もお伝えしましたが、今更ながら伊坂幸太郎にハマっております。
先月はたて続きに5冊読みました。 「死神の精度」 「オーデュボンの祈り」 「ラッシュライフ」 「重力ピエロ」 「アヒルと鴨のコインロッカー」 (「陽気なギャングが地球を回す」は、ずいぶん前に読んでいた。) どれを読んでも傑作で、心に残るフレーズや情景があるのですが、 おととい読み終えた「アヒルと鴨のコインロッカー」に出てくる ある言葉が私の心を捉えたのです! 『シッポサキマルマリ』 大学入学のために引っ越してきた椎名が、アパートで最初に会ったのが、 『シッポサキマルマリ』という名の黒猫です。 尻尾の先が丸まっているから「シッポサキマルマリ」。 ノラ猫だけど、アパートの部屋を好き勝手に出入りしているようです。 なんか、この単純だけど楽しい響きにやられました。 肝心のストーリーは、またまた絶妙。 <現在>と<2年前>の出来事を交互に読ませる仕組みになっています。 <現在>の語り手は僕・椎名。大学生です。 引越し早々出会った隣人・河崎に「一緒に本屋を襲わないか」と誘われます。 なんとなく流されて、本屋強盗を手伝う椎名ですが、河崎に関わったことで、 2年前のある出来事を知ることとなります。 <2年前>の語り手はわたし・琴美。ペットショップの店員です。 ブータン人の彼氏、ドルジとど同棲中。 “ペット殺し”の犯人グループに目をつけられ、狙われています。 琴美の身に起こることが気になって、早く先が読みたくなってしまうのです。 読み進めるうちに<現在>と<2年前>が1つの物語になっていきます。 終盤に明かされるトリックは、途中から「もしかして・・・」と感じていたので、 ビックリはしませんでしたが、「あーだからかー。」と改めて気付く伏線がたくさんありました。 『シッポサキマルマリ』も大事な役割を果たしてますよ。 さすがです。 椎名くんがボブ・デュランの「風に吹かれて」を何度も歌うのですが、 私は、この曲を知らないんですよね。 ボブ・デュラン自体、ちゃんと聴いたことが無いし。 気になるので、今度聴いてみようと思います。 この小説は映画化しているようです。 是非とも観てみたい! えっ!瑛太が出てるの? ますます観たい!
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