「アヒルと鴨」にやられました。

先日もお伝えしましたが、今更ながら伊坂幸太郎にハマっております。

先月はたて続きに5冊読みました。
「死神の精度」
「オーデュボンの祈り」
「ラッシュライフ」
「重力ピエロ」
「アヒルと鴨のコインロッカー」
(「陽気なギャングが地球を回す」は、ずいぶん前に読んでいた。)

どれを読んでも傑作で、心に残るフレーズや情景があるのですが、
おととい読み終えた「アヒルと鴨のコインロッカー」に出てくる
ある言葉が私の心を捉えたのです!

『シッポサキマルマリ』

大学入学のために引っ越してきた椎名が、アパートで最初に会ったのが、
『シッポサキマルマリ』という名の黒猫です。

尻尾の先が丸まっているから「シッポサキマルマリ」。
ノラ猫だけど、アパートの部屋を好き勝手に出入りしているようです。

なんか、この単純だけど楽しい響きにやられました。

肝心のストーリーは、またまた絶妙。
<現在>と<2年前>の出来事を交互に読ませる仕組みになっています。

<現在>の語り手は僕・椎名。大学生です。
引越し早々出会った隣人・河崎に「一緒に本屋を襲わないか」と誘われます。
なんとなく流されて、本屋強盗を手伝う椎名ですが、河崎に関わったことで、
2年前のある出来事を知ることとなります。

<2年前>の語り手はわたし・琴美。ペットショップの店員です。
ブータン人の彼氏、ドルジとど同棲中。
“ペット殺し”の犯人グループに目をつけられ、狙われています。

琴美の身に起こることが気になって、早く先が読みたくなってしまうのです。

読み進めるうちに<現在>と<2年前>が1つの物語になっていきます。
終盤に明かされるトリックは、途中から「もしかして・・・」と感じていたので、
ビックリはしませんでしたが、「あーだからかー。」と改めて気付く伏線がたくさんありました。
『シッポサキマルマリ』も大事な役割を果たしてますよ。

さすがです。

椎名くんがボブ・デュランの「風に吹かれて」を何度も歌うのですが、
私は、この曲を知らないんですよね。
ボブ・デュラン自体、ちゃんと聴いたことが無いし。
気になるので、今度聴いてみようと思います。

この小説は映画化しているようです。
是非とも観てみたい!
えっ!瑛太が出てるの? ますます観たい!

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
(2006/12/21)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る


アヒルと鴨のコインロッカーアヒルと鴨のコインロッカー
(2008/01/25)
濱田岳、瑛太 他

商品詳細を見る

別窓 | book | コメント:2 | トラックバック:0
∧top | under∨
| わりと楽天的な私のプチHappy日記 |