読まず嫌い?

趣味というか、習慣となっている読書。

海外の作家モノを好んで読んでいたのですが、
最近、ある日本の作家にハマってしまいました。

その作家というのが、「伊坂 幸太郎」さん。
何を今更・・・って感じですが、本当に今まで「読まず嫌い」だったんです。

先日、時間をつぶす為に入った本屋さんで平積みされていたいたのが、
「死神の精度」
死神の精度 (文春文庫 (い70-1))死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
(2008/02/08)
伊坂 幸太郎

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『Sweet Rain 死神の精度』の予告を、映画館で見たばかりだったので、興味がわきました。
さらに、「陽気なギャングが地球を回す」の作家であることが判明。
“読まず嫌い”だと思っていたら、ずっと前に読んだことがありました・・・。
「じゃあ、好みかも!」ってなもんで、早速読んでみることにしました。

いやー。面白いねー。
文体が読みやすく、あっという間に読み終わりました。

ミュージック好きの死神が、『死』の対象となっている人間を調査しにくるんです。
基準は定かでなく、ほとんどが「可」の報告をされ、調査期間の過ぎた8日目に死を迎えます。
例外で「見送り」とされた女性もいましたが・・・。

6つの短編になっていますが、最後の話を読んでいると、あるシカケが明らかになります。
「時は流れていたのね。」って感じで・・・。

良い作品に出会えた満足感を胸に、
すぐに本屋さんに出かけ、更に2冊購入。

順序を踏まえて、
「オーデュボンの祈り」と「ラッシュライフ」

これまた、あっという間に読み終わり、
「なんで、今まで読まなかったんだろう!」というのが、最初の感想。
電車の中で読んでいると、下車駅を降りそこねそうなくらい引き込まれてしまう作品でした。

「リョコウバトが絶滅した話」とか「エッシャーの絵」とか、
自分が興味を持っていた事柄が出てきたので、余計に入り込みやすかったのかも。

伊坂さんは、“負”の部分を織り込むのが上手いですね。
「オーデュボンの祈り」の城山なんて、異質なくらい残酷だし、
「ラッシュライフ」のリストラおじさんは、ホント切なかった・・・。


久しぶりに、夢中になれる作家さんに出会えました。
早々に、全作品を読破したい気分です。


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