字幕派?吹き替え派?

「字幕屋は銀幕の片隅で
      日本語が変だと叫ぶ」


という長いタイトルの本を読みました。

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ 字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ
太田 直子 (2007/02/16)
光文社

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字幕翻訳家の太田直子さんのエッセイです。
映画鑑賞のときに、なにげなく目にしている字幕ですが、
完成するまでには、大変な苦労があるようです。
・字数の問題。
・禁止用語、差別用語の問題。
・配給会社との意見の相違。
             などなど

読みやすく、誰が観てもわかるようなセリフで、
あたりさわりのない表現を探し、締め切り日に間に合わせる。

ただ、文章を翻訳する仕事じゃないんですね。
しかも、英語だけじゃなくてフランス語やロシア語なども扱うらしいです。
すごいですね。

字幕の話だけでなく、日本人の活字離れや日本語力の低下にも触れています。
「させていただく。」を多用してしまうというエピソードなんかは、
耳がいたかったです。

「差別用語」の話も必読ですね。
こんな言葉も使っちゃダメなの?って感じです。

とても読みやすい文章なので、あっという間に読めてしまいました。
字幕業界の裏側も覗けて、面白かったですよ。

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